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HPMC は白色で無臭、無毒性の粉末であり、ドライミックスモルタル、タイル接着剤、セルフレベリングコンパウンド、壁パテなどのさまざまな建築材料の性能を大幅に向上させます。
インドでは、高温多湿の気候が建築資材にとって深刻な課題となっています。インドのパートナー企業が当社にご相談に来られた際、彼らはジレンマに陥っていました。それは、このような不安定な環境において、施工効率と優れた耐久性を両立するドライミックスモルタル製品をどのように製造するかという問題でした。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)は、天然セルロースを化学修飾して得られる非イオン性セルロースエーテルです。無毒、無臭の白色から淡白色の粉末で、冷水に溶解すると透明で粘稠な溶液となります。その独特な化学構造により、HPMCはドライミックスモルタルに増粘性、保水性、分散性、造膜性といった重要な特性を付与します。これらの特性により、セメント、石膏、その他の材料をベースとしたモルタルには欠かせない添加剤となっています。
再分散性ポリマーパウダー(RDP)は、建設現場におけるドライミックスモルタルの性能を向上させる重要な添加剤です。スプレードライポリマーであるRDPは、ポリマーモルタルの接着性や柔軟性といった特性を向上させます。この記事では、モルタルにおけるRDPの役割とその利点について考察します。